バンコクは古着の宝庫として知られ、世界中から買い付けに訪れるファッショニスタが後を絶ちません。本ブログでは、バンコクの有名な古着市場や古着倉庫、古着が集まる理由、発送方法などバンコク古着事情を余すことなくご紹介します。古着好きの方はもちろん、古着ビジネスに興味のある方にもおすすめの内容ですので、ぜひご一読ください。
1. バンコクの有名古着市場
バンコクには「チャトチャック市場」という世界的に有名な古着市場があります。この市場は観光客やバイヤーに非常に人気で、豊富な古着商品を取り扱っています。
チャトチャック市場でのお買い物
チャトチャック市場では、Tシャツをはじめとしたさまざまな種類の古着が販売されています。ここで見つかる品物は宝探しのようで、ヴィンテージ品にも出会えることがあります。バンコクのチャトチャック市場は他の商品も手に入りますが、特にTシャツの品揃えが豊富です。価格は100バーツ程度から購入できてとてもお手頃です。
近郊の古着倉庫
バンコク近郊には「古着倉庫」と呼ばれる場所もあります。ここにはさまざまな年代物の古着が積まれており、まるで美術館のような雰囲気です。古着のナイトマーケットとは異なる魅力があり、ヴィンテージ品をお探しの方にはぴったりの場所です。ただし、価格はやや高めになります。
古着のナイトマーケット
また、バンコクでは古着のナイトマーケットも開催されています。例えば、「ロットファイマーケット」と「JJ Green Market」などがあります。これらの市場では古着の他にも個性的なアイテムが手に入り、まるで探検するような楽しさが味わえます。
バンコクではヴィンテージ品やミリタリーアイテム、スニーカーなど、さまざまな古着が手に入ります。特にTシャツは独特なブランドやおもしろいデザインが豊富で、初心者の方にもおすすめです。
ただし、バンコクで古着を購入する際には、関税や消費税がかかることに注意が必要です。関税は約6%弱、消費税は価格に対して10%かかります。また、タイの古着は関税が免除される場合もありますが、古着の特性上、原産地の証明が難しいため、関税がかかるケースが多いです。
以上の情報を参考に、バンコクでの古着の購入を楽しんでください。
2. 古着が集まる理由
バンコクでなぜ古着が集まるのか、その主な理由を紹介します。以下にそれぞれの理由を見ていきましょう。
カンボジアへの救援物資
日本やアメリカ、EUなどから送られる救援物資が一因として挙げられます。これらの物資はカンボジアとタイの国境で売買され、国境の市場に並びます。そして、タイのバイヤーがこれらの古着を仕入れに来て、チャトチャック市場などで販売しています。
タイとマレーシアの国境
古着はマレーシアとの国境からも入ってきます。そのため、マレーシアからの古着を仕入れに行って販売している店舗もあります。
タイ人の古着愛好者
さらに、古着が好きなタイ人自身がアメリカやEUを訪れ、古着を買い付けています。彼らは自身のスタイルや好みに合う古着を選び、独自のセンスで売り場を盛り上げています。
以上が、バンコクで古着が集まる主な理由です。これらの要素が重なって、バンコクは古着の宝庫として知られるようになりました。古着市場や倉庫を巡り、さまざまなアイテムを探し、自分にぴったりの一着を見つけることができます。
3. バンコクの古着巨大倉庫
バンコクには、個人所有の「G Rags72」という古着倉庫があります。この倉庫はバンコクで非常に有名で人気のある場所です。以下に、G Rags72の特徴と注意点をご紹介します。
3.1 豊富な品揃え
G Rags72の特徴の一つは、豊富な品揃えです。倉庫内には、山のように古着が積まれています。リーバイスやスカジャンなど、さまざまな年代のヴィンテージ品が取り扱われています。古着好きにとっては、まるで美術館を歩いているような感覚に浸ることができます。
3.2 日本人に人気の商品
G Rags72では、日本人に人気のある商品が多く揃っています。特にTシャツは、さまざまなデザインや種類があり、安価なものから希少なヴィンテージ品まで見つけることができます。日本のバイヤーにとっては、絶対見逃せない場所と言えます。
3.3 予約が必要な場合もある
G Rags72は、一般の人でも入ることができますが、一部の場所では予約が必要です。各店舗によって異なるため、訪れる前に事前に確認しておくことが必要です。
3.4 ベール買いが基本
G Rags72では、ベール買い（まとめ買い）が基本です。ベールとは、一定の数量をまとめて買うことを指します。ベール単位での購入によって、価格上のメリットが得られます。ただし、一枚や二枚程度の購入では価格上のメリットは少ないため、注意が必要です。
3.5 現地の言葉に注意
G Rags72では、現地の言葉であるタイ語しか通じない場合もあります。交渉やコミュニケーションに困ることがあるかもしれません。そのため、現地に詳しい業者を仲介してもらうことでスムーズな取引ができるようになります。
バンコクのG Rags72は、さまざまな商品や日本人に人気の商品がたくさん揃っています。ただし、予約が必要な場合やベール買いが基本であることに注意が必要です。現地の言葉が通じない場合は、現地に詳しい業者の協力を利用することで円滑な取引ができるようになります。
4. ロンクルアの古着市場
ロンクルア市場は、タイとカンボジアの国境に位置しており、バンコクから車で4〜6時間程度の距離にある古着の宝庫として評判です。この市場は、古着バイヤーの間で非常に人気であり、格安でさまざまな種類の古着を購入することができます。
注意点
ロンクルア市場を訪れる際には、いくつかの注意点があります。まず、タイの主要な古着倉庫からは遠く、商品の仕分けがされていないため、目的の商品を見つけるのに時間がかかることがあります。また、市場の広さや店舗の数が多いため、移動にも時間を要することがあります。
取り扱い商品
ロンクルア市場では、Tシャツ、デニム、ミリタリー系の服、スニーカーなど、さまざまな種類の古着が取り扱われています。特にこれらのアイテムは、手頃な価格で購入できるため、古着ビジネスにとって魅力的な市場です。また、ロンクルア市場では高値で売れるお宝アイテムも見つかることがあります。さらに、バンコクの倉庫では見つからない珍しい商品も、ロンクルア市場で手に入れることができます。
また、ロンクルア市場の近くには他の古着市場もありますので、時間があれば複数の市場を訪れることもおすすめです。
以上が、ロンクルアの古着市場の概要です。バンコクからのアクセスには時間を要しますが、手頃な価格で多様な種類の古着を手に入れることができるため、古着ビジネスにとって重要な市場と言えるでしょう。
5. 古着の発送方法
古着をタイで仕入れた後、安全に日本に発送する方法にはいくつかの選択肢があります。以下では古着の発送方法を詳しく紹介します。
ハンドキャリーで自分で持ち帰る
ハンドキャリーは、自分自身が古着を手荷物として運ぶ方法です。この方法を選ぶと、輸送費を節約できるだけでなく、古着を迅速に日本に持ち帰ることができます。ただし、販売の目的で古着を持ち込む場合は、日本の税関で申請が必要ですので、申請手続きを忘れないようにしましょう。また、自身や身内へのお土産として古着を持ち帰る場合は、非課税となりますが、その際にはパッキングの際に仕分けが必要です。
発送代行サービスを利用する
大量の古着を手に入れた場合、自分で持ち帰ることは難しいかもしれません。そのような場合には、発送代行サービスを利用する方法があります。ただし、発送代行サービスを利用する際には注意が必要です。タイ系の会社は費用が安いですが、仕事の丁寧さに欠けることがあるかもしれません。また、彼らは日本の通関事情に詳しくないため、トラブルが発生した場合は自分自身で対応する必要があります。一方、日系の会社は費用はやや高めですが、必要な書類をしっかりと用意してくれるため、安心して利用することができます。さらにトラブルが起きた場合でも日本語で対応が可能なので、安心です。
以上が、タイで古着を発送する方法です。自分で持ち帰る場合はハンドキャリーが便利ですが、大量の古着を運ぶ際には発送代行サービスを利用することをおすすめします。どちらの方法を選んでも、古着を安全に日本まで運ぶことができますので、自身の状況やニーズに合わせて選ぶことが重要です。
まとめ
バンコクの古着市場は、チャトチャック市場をはじめ、様々な場所で魅力的な古着が手に入る宝庫です。国境から運ばれてきた古着や、タイ人バイヤーが厳選したヴィンテージ品など、幅広い品揃えが特徴です。特に人気なのはTシャツで、手頃な価格で独特のデザインが見つかります。また古着倉庫「G Rags72」や、国境近くのロンクルア市場など、探究心をかきたてる場所もあります。古着を日本に持ち帰る際は、ハンドキャリーや発送代行サービスを利用するのが便利でしょう。バンコクの古着市場を存分に楽しみ、自分だけのお気に入りの一着を見つけてみてください。
よくある質問
バンコクの古着市場の特徴は?
バンコクには世界的に有名な「チャトチャック市場」をはじめ、古着の倉庫や特色あるナイトマーケットなど、様々な魅力的な古着市場が存在しています。チャトチャック市場では、Tシャツをはじめとする幅広い品ぞろえの古着が手頃な価格で購入できます。また、倉庫や市場には、ヴィンテージ品やミリタリーアイテムなどの珍しい商品も多数取り扱われています。
バンコクで古着が集まる理由は?
バンコクで古着が集まる主な理由は、1)日本やアメリカ、EUからの救援物資がカンボジアに送られ、その一部がタイで販売されていること、2)マレーシアとの国境からも古着が流入していること、3)古着を好むタイ人自身が海外で古着を買い付けていることなどが挙げられます。これらの要因が重なり合い、バンコクが古着の宝庫として知られるようになったのです。
G Rags72の特徴と注意点は?
G Rags72は、バンコクで有名な古着倉庫の一つです。特徴としては、豊富な品ぞろえ、日本人に人気の商品が多いこと、ベール買いが基本であることなどが挙げられます。一方で、一部の場所では予約が必要だったり、現地語のみの対応のため、現地に詳しい業者の協力が重要になります。
ロンクルアの古着市場の概要は?
ロンクルア市場は、タイとカンボジアの国境付近に位置し、バンコクからは4〜6時間ほど離れた場所にあります。この市場では、Tシャツやデニム、ミリタリー系の服、スニーカーなど、さまざまな種類の古着を手頃な価格で購入できます。ただし、商品の仕分けがされていないため、目的の商品を見つけるのに時間がかかる可能性があります。
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